久しぶりにお茶を飲んだら味が落ちていた、という経験はありませんか?
お茶は乾燥しているため品質が安定していると思われがちですが、実は非常に変質しやすく、保存方法を誤ると急激に品質が劣化し、商品価値を失ってしまいます。温度や湿度、空気や光などの影響を受けやすいため、品質が劣化しないように保存することが大切です。
家庭での保存方法
家庭においては、なるべく少量単位で購入し、2週間から1ヵ月程度で使い切るようにするとよいでしょう。
- 未開封の場合、そのまま冷蔵庫(もしくは冷凍庫)で保存する。
ただし、冷蔵庫から出した茶は常温にもどしてから使用するように注意しましょう。いきなり開封すると、温度差で発生した水滴を吸収するため、茶の鮮度を損ねてしまいます。 - 開封後は密封性と遮光性のある容器に移し、冷暗所に保存する。
なお、冷蔵庫での保存は冷蔵庫内のにおいを茶葉が吸収したり、出し入れの際に湿気を帯びる原因になるため、避けましょう。